令和5年度 奈良県主任介護支援専門員研修について
実施要項
申込書
令和5年度 奈良県主任介護支援専門員研修 実施要項
1.研修の目的
ケアマネジメントを適切かつ円滑に提供するための知識と技術を習得した主任介護支援専
門員を養成し、介護保険およびその他の保健・医療・福祉サービスを提供する者との連携や、
他の介護支援専門員や後進に対する指導・助言・研修などの活動を通じて、ケアマネジメン
トの質の向上を図ることを目的とします。
2.実施主体
奈良県の指定を受け、特定非営利活動法人奈良県介護支援専門員協会(以下、NPO法人奈
良県介護支援専門員協会)が実施します。
3.受講対象者
令和5年9月1日時点において、奈良県登録であり、現に居宅介護支援事業所、地域包括支
援センター、介護保険施設、地域密着型サービス事業所等で実務に従事している介護支援専
門員であり、介護支援専門員の業務に関し、十分な知識と経験を有する方で、かつ、9月1日
時点で、次の(1)と(2)の要件を両方満たす方または、(2)と(3)の要件を両方満たす方
が対象となります。
(1)次のア又はイのいずれか一つの条件を満たす方
ア 専任(常勤かつ専従の勤務をいう。以下同じ。)の介護支援専門員として従事した期間
が通算して5年(60 か月)以上である方
☆通算可能な期間
・管理者のみとの兼務期間のうち、居宅介護支援事業所の管理者を兼務していた期間
・地域包括支援センターで介護予防ケアプランを担当している期間
イ ケアマネジメントリーダー養成研修【ケアマネジメントリーダー活動等支援事業の実施および推進について(平成 14 年 4 月 24 日老発第 0424003 号厚生労働省老健局長
通知)】を修了した方、または、日本ケアマネジメント学会が認定する認定ケアマネジャーであって、専任の介護支援専門員として従事した期間が通算して3年(36か月)以上である方
(2)次のア~ウのいずれかの研修をすでに受講、または、受講決定を受け、令和4年9月30日(申込み締切日)までに修了する見込みの方(既に修了している場合を含む)
ア 実務経験者に対する介護支援専門員更新研修実務経験者向け研修を修了した者
イ 専門研修課程Ⅰを修了かつ、専門研修課程Ⅱを修了している者
ウ 他都道府県において、更新研修または、介護支援専門研修課程Ⅰ及びⅡをすでに修了した者
※「主任介護支援専門員研修」は、介護支援専門員の資格を更新できるものではありません。
資格更新の年度に当たる方は、必ず更新研修を受講してください。
(3)介護支援専門員として従事した期間が通算して 5 年(60 か月)以上あり、奈良県が適当と認める受講要件に該当する方(アもしくはイのいずれか)
ア 平成27年度以降に、奈良県又は奈良県が指定した研修実施機関が実施した介護支援専門員を対象とした研修の講師及び演習指導講師を担当したことがあり、かつ研修実施団体の講師証明がある方(学会発表や介護支援専門員以外を対象とした研修の講師は対象とならない。)
イ 平成27年度以降に、市町村が実施した介護支援専門員を対象とした研修の講師を担当した事があるなど、地域の介護支援専門員に対して指導的立場にある者で、かつ市町村長の推薦を受けた者
4.募集人員 オンライン受講 70名
対 面 会 場 受 講 30名
合計100名
※今研修は、オンラインと対面会場を組み合わせたハイブリッド研修とします。
※オンラインは、「ZOOM」を使用します。オンラインでのデバイスはPCを推奨します。携帯電話やタブレットでの受講はご遠慮下さい。また定員等の都合により、希望に添えない場合があります。また決定通知後のオンラインから対面(会場)研修への変更はできませんので、予めご了承下さい。
5.研修日程
令和5年11月から令和6年3月までの合計12日間(71時間)
6.実施方法
(1)実施に当たっての基本的な考え方
主任介護支援専門員研修は、他の介護支援専門員に適切な指導・助言、さらに事業所における人材育成及び業務管理を行うことができ、また、地域包括ケアシステムを構築していくために必要な情報の収集・発信、事業所・職種間の調整を行うことにより地域課題を把握し、地域に必要な社会資源の開発やネットワークの構築など、個別支援を通じた地域づくりを行うことができる者を養成するための研修であることから、適切なケアマネジメントを実践できていることを前提とし、介護支援専門員が実際に直面している問題や地域包括ケアシステムを構築していく上での課題を把握することにより、本研修の修了者が、主任介護支援専門員として役割を果たすことができるよう、効果的な研修内容とします。
(2)研修内容
主任介護支援専門員研修で行うべき科目については、「介護保険法施行令第37条の15第2項に規定する厚生労働大臣が定める基準」(平成18年厚生労働省告示第265号)に規定されているところですが、その科目、目的、内容及び時間数については以下のとおりであり、合計70時間以上とします。以下の全日程を修了しなければなりません。
令和4年度の研修内容は、案内状をご覧ください
7.手続き
(1) 受講申し込み期間
令和5年9月1日(金)から令和5年9月29日(金)まで(当日必着)
(2) 申し込み方法
所定の申し込み用紙(主任 様式1・2・3・4)に必要事項を記入し、必要書類を添付して事業所ごとに郵送してください。
☆注意事項
・実務経歴については「主任 様式4」にて、勤務証明書を提出してください。(常勤期間を証明するのに、2 ヶ所以上の事業所の証明書が必要な場合は、コピーして使用して下さい。)
・現在、勤務する事業所での証明は、9月1日付の証明とします。
・受講を希望される方は、申込様式の「主任 様式2」に必ずPCのメールアドレスをご記入ください。決定通知の送付、資料のダウンロードやWEB受講の連絡等に必要です。(携帯電話のメールアドレスは使用不可です)連絡が取れる連絡先(携帯電話)も忘れずにご記入下さい。
☆添付書類
・介護支援専門員証の写し
・介護支援専門員専門研修課程Ⅰ及びⅡの修了証の写し(もしくは更新研修修了証の写し)
・ケアマネジメントリーダー養成研修修了証の写し(該当者のみ)
・日本ケアマネジメント学会認定ケアマネジャー認定証の写し(該当者のみ)
・研修講師証明書(所定の様式はありません。該当者のみ)
・市町村推薦書の写し(該当者のみ)
8.受講決定
(1)受講決定の優先順位
① 今年度中もしくは来年度、主任介護支援専門員として、地域包括支援センターにて勤務予定の方、または指定居宅介護支援事業所の管理者(または管理者になる予定)の方を優先します。
② 常勤専従の介護支援専門員が 3 名以上所属する事業所で、かつ、特定事業所加算の取得を予定している事業所において、指導的な役割を担っている方を優先します。
③ その他、個人の経歴、各事業所の介護支援専門員の状況、受講後の協力可能性等を考慮して決定します。
*同一事業所から複数の申し込みがあった場合には、申込者一覧表の上位者より優先して選定します。
(2)受講決定通知
受講可能な場合も不可能な場合も令和4年10月14日(金)までに各申込者宛にメールにて通知します。申込様式の「主任-様式2」に必ずPCのメールアドレスをご記入ください。
9.受講料及び納付方法
(1)受講料
オンライン受講の方 40,000円
対面会場受講の方 46,000円(12日間の会場費を含みます)
(2) テキスト代
5,400円(テキスト、郵送代金を含みます)
(3) 納付方法
受講決定通知が届いたあとに、受講料・資料代を合わせて以下の金額を納付してください。
オンライン受講の場合……45,400円
対面会場受講の場…………51,400円
銀行に備え付けの振込依頼書又はATMにより下記の口座に納付してください。
なお、納付に際しては、次の点についてあらかじめご了承ください。
ア 納付は令和5年10月31日までに完了し、振込金受取書(振込用紙の控え)の写しを受講者氏名を明記の上、事務局まで郵送してください。(振込金受取書の原本を提出しても返却はいたしませんのでご注意ください。)
イ 期限(令和5年10月31日)までに納付されない場合は、受講決定を取り消します。
ウ 振込金受取書には受講者の氏名が分かるように記入してください。(事業所名での振込の場合は、備考欄に受講者全員の氏名を記入すること。)
エ いったん納付された受講料は、研修を欠席した場合や修了証が発行できない場合などいかなる場合でも返還はしません。また研修途中に新型コロナ感染症の拡大状況によっては、対面研修がオンライン研修に切り替わることも想定されます。その場合も差額の受講料の返金はありませんので、ご了解下さい。
納付先
南都銀行 法隆寺支店 普通口座 0466453
特定非営利活動法人奈良県介護支援専門員協会
理事長 竹村 惠史
10.遅刻・欠席・早退・受講生に起因するオンラインの不具合の取り扱い
本研修は、遅刻又は欠席・早退された場合は、当該日の研修は中止となり、今年度の主任介護支援専門員研修修了証は発行できませんので予めご了承ください。またオンラインで参加される場合、受講生に起因する事由で、20 分以上オンラインが途切れたり、グループワーク(ZOOM ブレイクアウトセッション)に参加できないなどの状況となった場合も同様となります。
11.新型コロナウィルス感染症の対策について
今回の研修は、新型コロナウィルス感染症の感染拡大を鑑み、WEBによるオンラインでの研修を主体に実施いたします。WEB環境に不安がある方は対面での研修となりますが、感染予防のためにWEB環境の整備を行っていただき、できるだけオンラインでの受講をお願いいたします。ただし研修中にオンラインが途切れるなど受講が中断された場合は、研修が修了できないこととなりますので十分にご注意ください。
対面での受講をされる方は、受講当日の体温測定、健康チェック表(後日郵送します)の提出、マスクの着用、手指の消毒、フェイスシールドの着用、休憩時間・飲食時等の大声での会話の禁止など予防措置にご協力いただきます。
※新型コロナウィルス感染症の拡大状況によっては、対面研修が中止となりオンライン研修に切り替わることがある事をご了承下さい。
12.修了証
研修の全課程を修了された方には、NPO法人奈良県介護支援専門員協会理事長による修了証を交付します。全課程修了要件には、事例の提出とレポート提出を含みます。
尚、10に該当する場合は、当該年度において研修を修了することはできませんので、予めご了承ください。
13.個人情報の取り扱い
本研修での個人情報の取り扱いは、本研修の運営、名簿登録、修了証明書発行業務以外の目的に使用することはありません。
また、その管理については、適正に行い、無断で第三者に提供することはありません。
なお、本研修は奈良県の指定を受けて行うものですので、申込者、修了者の情報は、奈良県福祉医療部 長寿・福祉人材確保対策課に報告します。
14.研修受講申込書の提出先
〒634-0065 奈良県橿原市畝傍町2番1号 日興橿原スカイマンション205号
特定非営利活動法人奈良県介護支援専門員協会 主任介護支援専門員研修担当
15.問い合わせ先
特定非営利活動法人奈良県介護支援専門員協会まで
FAX:0744-47-2912 (電話での問い合わせはできません。)
16.その他 ~重要:事例とレポートの提出について~
研修修了後は、奈良県や奈良県社会福祉協議会、NPO法人奈良県介護支援専門員協会等の主催する研修の講師や研修補助につきまして、協力をお願いいたします。
この研修では、研修期間中に事例を提出していただきます。詳細は初日オリエンテーションにて案内します。また主任介護支援専門員の役割を鑑みて、研修期間中にレポートを提出していただきます。詳細につきましては、1 日目、6日目、9日目の研修終了時に案内します。
※事例について
7日目以降の研修で実際に使用します。提出書類につきましては、受講開始後に案内いたします。
※レポートについて
案内 レポートテーマ(仮) 提出日
1日目(11/8) 地域包括ケアシステムにおける主任介護支援専門員の役割 3日目(12/8)
6日目(1/6) 職場内のおけるスーパービジョン 8日目(1/27)
9日目(2/11) 介護支援専門員に対する指導・支援 11日目(3/3)
※レポートテーマについては、昨年のテーマを掲載しております。今年度については、講師の方と相談の上、案内当日に発表致します。
17.資料の配付について
今回の研修では、当日資料を受講日の約1週間前に、受講生宛にメールでURLを送ります。
そのURLのファイルから各自ダウンロードして印刷していただきます。詳細につきましては、受講決定後にお知らせいたします。
オンライン受講の方も対面受講の方も、資料は必ず印刷して受講して下さい。対面受講の方は、忘れずに会場に資料を持参して下さい。
18.対面会場受講の研修会場について
奈良県社会福祉総合センター 5階 大会議室
(橿原市大久保町 320 番 11 TEL:0744-29-0111)
令和5年度 奈良県主任介護支援専門員研修 日程は案内状をご覧ください